韓国映画「建築学概論」を鑑賞・・・
2013年 06月 06日
アンニョンハセヨ~!昨日は映画のレディースデーだったので、新宿武蔵野館に映画「建築学概論」を見に行って来ました。(^。^) この映画、missAのスジが韓国で大ブレイクして「国民の初恋」と呼ばれるきっかけになった作品ですよね。男性目線で描いた初恋映画、という触れ込みでしたが、女性の目から見てもよい作品でしたよ!上の写真は映画館に飾られていたオブジェです。
狭いロビーには、撮影で実際に使われた小道具も、こんな風に展示されていました。
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映画を見て思ったのは・・・「人生とは、ままならぬものだなあ・・・」ということ。間もなく素敵な伴侶を得て結婚しようというその時に現れた初恋の女性、彼女には何か事情があるらしく、建築家の彼に故郷の済州島に「家を建ててほしい」と言う。家を建てていくうちに、まあ、いろいろあって・・・というお話。
大学1年生の時の話と、現在の話が並行して進んでいくんですが、15年の時を隔てた役をそれぞれ別の出演者が演じています。若い時はスジ、大人になってからがハン・ガイン。パッと見は顔立ちが全然違うのに、ちょっとそっけない話し方、コミュニケーションが不器用な感じがそっくりで、ハン・ガインの演技力の高さなんでしょうが、驚きました。
若い時は自分の本当の気持ちも上手に表現できないし、そもそも「恋愛」ってどんな風にするのかも分からない。大人の世界への好奇心もあるけれど、そんな世界に入っていく不安もある・・・。それで上手にできない初恋のもどかしさがよく描けていたと思います。
家族の問題や将来の不安など、生活に行き詰まりを感じて、初恋の人に会いに行きたくなる・・・そんな気持ちも、今の年齢の私は分かるな~~~(汗)。15年前のCDウォークマン、ポケベルなど、当時の風俗も懐かしいです。展覧会の「記憶の習作」という曲、まるでこの映画のために作られたOSTのようにピッタリでした。
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では今日はこれで・・・アンニョン!(^。^)
by riceM
| 2013-06-06 08:00
| 映画